こんにちは、ニュージャージー州在住のちえみ(@chiemi_in_nyc)です。
留学間近になっていよいよ留学が現実的に感じられてくる人も多いですね。
そんなときにでてくる、アメリカのファッションってどんな感じ?留学中に着るべき服は何?というお悩み。
私も留学前にどの服を持っていけばいいのかいまいちわからず、前日までスーツケースの整理をしていた覚えがあります。
国が変わるとファッション事情も感覚も変わります。
というわけで、今回はアメリカ留学する人に知っておいてほしいアメリカのファッション事情と持っていくと使える服をご紹介します。
この記事はこんな人向け
アメリカ大学生の服装事情
シンプルで着飾らない
アメリカ現地の人に一番多いファッションスタイルはとてもシンプルな服装です。
日本でシンプルというと、洗練された上品さであったりカジュアルな雰囲気で、それでいておしゃれで色にまとまりのある着回しですよね。
ですが、アメリカのシンプルな服装はそういったおしゃれの類ではなく、日本ではダサいと思われてしまうような服装も珍しくありません。
たとえばTシャツにジーンズであったり、その上にチャック柄のワイシャツを羽織っていたりと、悪く言えば地味ともいえます。
小学生の時に来ていたような服装、といったらもっとひどいですが、そのくらい服装のおしゃれさを気にせず着まわしている人は全然います。
特に田舎では服装に無頓着な人がたくさんいるので手を抜いた服装で生活してても浮くことはめったにありませんでした。
大学に通っているアメリカ人の考え的には、大学は勉強をしにいく場所だから着飾る必要はないという考えがあるため、日本人のような高レベルの服装を意識している人が少ないのが実情です。
おしゃれさんもいる
とはいえ、アメリカでもおしゃれに気を使っている人もたくさんいます。
特に都会にでれば田舎とは比べものにならないくらいおしゃれな服装をしている人が一気に多くなる傾向もあります。
もちろん、日本の大学生のように毎日学校に行くだけでもおしゃれに気合を入れている人はまれですし、アメリカ人がボルテージ100%でおしゃれをするときはパーティーかクラブに行く時くらいです。
また、おしゃれの質が日本とアメリカでは全く違います。
日本では体型が気になる人が多いせいか、体のラインが見えなくて肌の露出が少ないおしゃれな着回しを好みます。
アメリカはその逆で、暑ければ肌は露出するし、服の着方などの細かなテクニックより全体的な服装の見え方を意識しています。
なので、夏になると外出用キャミソールのような袖なしへそ見えのカジュアルな服装で外を出歩いても違和感はありません。
いつも人に見られるため服装にも気を使っている日本とは違い、自分の体温調節などの実用性を優先しながらおしゃれするのがアメリカでは多いです。
可愛い系やダボダボ系はウケない
日本のふわふわしたような可愛い系やトップスもズボンもダボダボしている服装はアメリカではウケません。
可愛い系で言えばパステルカラーコーデであったり、フリルスカートのような少し幼く見せてくれるような服装です。
ダボダボ系でいうと上も下も全てがオーバーサイズで、ズボンの股下や幅が必要以上に広いような服装です。
なぜこういった服装がアメリカではめずらしいかというと、アメリカでは体のラインを見せるセクシーなおしゃれのほうが圧倒的に人気があり、そもそも自分を幼く見せること自体よく思われません。
見た目も含め、等身大の自分を愛し誇りを持つアメリカ人にとって、見た目年齢と体型を偽る幼可愛い系とダボダボスタイルの服装はその真逆をいっているわけです。
可愛い系やダボダボ系を来てはいけないというわけではないですが浮くことはあります。
ですが、ダボダボ系の場合はズボンはスキニージーンズに変えれば全然アメリカ現地でよく見かけるような服装になるので浮き防止には効果的です。
個人の好み優先
ここまでアメリカ人、特にアメリカの大学生のファッション事情を解説しましたが、結局のところ周りより個人を大切にするアメリカでは服装は個人の好み優先です。
ファッションのトレンドが流行っても日本のようにみんな同じような服を着ている現象までは流行らないのも、個人の感覚が優先されるアメリカならではです。
そして何より、アメリカ人はいい意味で他人の服装など気にしていません。
(いい意味というのは、Small talkといわれる雑談をするときは相手の服や持っているアイテムを褒めるのが基本ですが、相手の持ち物や見た目で判断することはめったにないため)
留学先ではめずらしい服装だから浮くかもと心配している人もその服装が大好きであれば堂々と着てしまえばOKです。
留学で持ってくるべき服
浮きたくないなら海外ブランドやシンプルな服
H&MやZara、Expressなど海外から進出してきたブランドは高確率でアメリカにもあるため、現地で服装が浮くか気になる人は海外ブランド系の服を持っていくことをオススメします。
Tシャツや重ね着しなくてもいいトップスや、スキニーパンツやヨガパンツは使いやすくアメリカでもよく見かける服なのでハズレることはないです。
また、現地のおしゃれを取り入れた服装をしたい人はインスタグラムやTik Tokでおしゃれな着こなしを見れるので、そちらをチェックしてから似たような服を優先的に持っていきましょう。
こだわりがあるなら日本でしか買えない服
逆に、日本で流行っているファッションの方が好きな人は、気に入っている服をできるだけ全て持っていきましょう。
日本のファッションブランドでアメリカにも進出しているのはとても少なく、進出しているユニクロや無印でさえアメリカでは値段が高くなります。
日本ブランドの服は一時帰国した時くらいでしか買えないですし、海外郵送も送料はバカになりません。
このような留学先では買い足しができない服は優先的に持っていきましょう。
服は現地で買うのがベスト
とはいえ、大半の人はお気に入りの服がたくさんありすぎてスーツケースに入りきらないのが実情です。
そんなときは渡航時に持っていく服とそうでない服で断捨離をする必要がありますが、渡航後に日本において行った服を海外郵送するのはオススメしません。
ここからはその理由について解説します。
海外ブランドはアメリカでも買える
海外ブランドの服はモールに行けば買えますし、為替レートで変動するものの、日本で売られている値段とそこまで大差はありません。
品揃いも日本とアメリカでそこまで変わりませんし、日本人にも馴染みのあるブランドが身近にあります。
日本から郵送してもらっても新しい服が欲しくなってしまうものなので、服は留学先で買い足したほうがいいです。
日本からの郵送費が高すぎる
日本から荷物を海外郵送してもらうと万単位のお金がかかります。
親が郵送してくれるから自分にはお金がかからないという人もいますが、結局送料分のお金が出ていくのに違いはありません。
その送料分で新しい服が買えるのならどちらを選ぶますか?
ここで新しい服と答える人はそこまで気に入っていない服は日本に置いていって、留学先で服を買いましょう。
また、季節ごとに新しい服に変えている人も留学先で新しい服がほしくなるので、留学前に大幅に断捨離して足りない分は現地で買い足しておきましょう。
アメリカ特有のドレス文化
アメリカではカンファレンスなどのフォーマルなパーティーやクラブでドレスを着る機会があります。
日本人にはフォーマルな場所でもドレスを着ていく機会はあまりないので、シチュエーションに合わせたドレス選びは難しいです。
また、ドレスといってもクラブやパーティーで着るドレスとフォーマルな場で着ていくドレスは違います。
パーティードレスにしろフォーマルなドレスにしろ、ドレスは現地でできた友達と一緒に見て買ったほうが確実です。
ドレスを持っている場合は一応持っていき、現地で合わなければ買い足せばOKです。
服の好みが変わる可能性ある
大半の人は自分の服の好みが確立しているため、留学中に大幅に好みが変わることはありません。
が、アメリカのファッション事情を目の前にして服装が変わったり、留学先の気候によって今まで持っていなかった服に挑戦したくなることもあります。
わたしの場合、雪が降りつもる寒い地方に留学していたので持ってきていたアウターに加えて極厚のダウンを買う必要がありました。
カルフォルニアやフロリダなら常夏の暑さなので、今まで袖のある服しか着なかった人でもキャミソール風の服装に変わることもありえるわけです。
どちらにしろ海外郵送するかは現地に行ってからでも考えられるので、服できるだけ持っていき現地の服装で様子を見て考えることをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
留学で国境を越えるとなると現地のファッション事情はなかなか日本からではわからないですよね。
日本で着ていたお気に入りの服をどのくらい持っていけばいいのか正直わからないですよね。
アメリカのファッションカルチャーショックをうけてから海外郵送や現地で買い足しを考えるのでも遅くはないです。
使えそうな服とお気に入りの服を許すかぎりつめてアメリカに飛び立ちましょう!