こんにちは、ニュージャージー州在住のちえみです。
海外留学中にインターンをしようかアルバイトをしようか迷っていませんか?
もしくはインターンと勉強の両立ができるかわからなくてインターンするべきか悩んでいませんか?
海外留学中にするインターンはいろんな面でメリットばかりで、インターンをすべきか迷っているならインターンは本当に挑戦すべきです。
ということで、今回は留学中にインターンをするメリット・デメリットと注意点についてご紹介します。
この記事はこんな人向け
海外留学中にインターンするメリットを知りたい人
留学中のインターンが将来的にどういいのか知りたい人
目次
留学中のインターンはメリットが圧倒的に多い
海外留学中に現地で働く場合、留学生にはアルバイトかインターンの2つのオプションがあります。
アメリカなど、国によっては留学生のバイトが違法扱いになっていますが、自己責任で違法バイトをしている人はけっこういるのが現状です。
ここでアルバイトかインターンかで迷っているなら、インターンをオススメします。
もちろんアルバイトは生活費を支えてくれるので、無給であれば簡単にインターンというオプションを選ぶことはむずかしいでしょう。
その場合もできるだけインターンのような仕事内容のアルバイトを選んでください。
インターンよりのアルバイトであればこれからご紹介するメリットの半分以上は得られるはずです。
留学中のインターンで得られるメリット5つ
海外で仕事をする機会が貴重
留学先現地でインターンをするということは当たり前ですが、海外で仕事経験を積めるチャンスということになります。
海外でインターンする経験自体、留学やワーホリに挑戦した人くらいしかできません。
そして、ワーホリの場合でもインターンでよくあるオフィスワーク系の仕事を取れる人はそこまで多くありません。
海外留学生だからこそ就業経験になるインターンができる可能性が高いのです。
社会人経験と仕事経験がつく
インターン生は正社員と違って、経験を得ることを目的に会社からお仕事をもらえます。
勉強するだけではではわからない業務の存在や会社がどう回っているかを身近で見て学ぶ環境でもあります。
そんな業務やプロジェクトを通して仕事の経験は増えていきます。
また、インターンではアルバイトより仕事に責任が生まれますが、正社員のように年単位で会社に所属することがなく、一番仕事の知識を吸収できる数ヶ月から1年あたりでインターンを終了できるため、仕事経験を重視する人にはとてもオススメです。
有給インターンであれば給料がもらえる
留学ビザのステータスによって違いますが、インターンプログラムによっては給料がもらえる有給インターンができます。
学生の間に有給インターンでき、お給料がもらえるなら、生活費をアルバイトで稼ぐ必要はなくなります。
わたしの場合、学生ビザでも有給インターンができるアメリカのOPT(Optional Practical Training)ビザを使って、コミュニティーカレッジを卒業後に現地で1年間働いていました。
海外大学卒業後でもインターンができる道はありますし、有給インターンができるなら社会人として海外生活を経験することもできます。
留学生でも卒業後でも有給インターンができれば給料が生活の足しになるため、有給インターンはベストな選択肢です。
就職パイプがある可能性
学生のときにインターンをするとインターン活動が就職で有利になりやすいのもありますが、インターン先の会社や職場のネットワークを通じて次のお仕事をもらえることがあります。
たとえば、
- インターン先の企業が留学国以外の国にも支店を持っていればビザが切れて帰国となっても日本の支店に異動の形でお仕事をもらえる
- インターン先の先輩や上司にネットワークを通じて新たな会社とのつながりを得られる
など、インターン先とのつながり次第では、こういった新しいキャリアステップの道に進められる可能性があります。
企業としてはインターン生には自社の仕事を経験してもらい、優秀な人材に「入社したい」と思ってもらいたいわけです。
なのでビザステータスさえクリアできれば継続して雇いたいと思ってもらえる可能性もあります。
もちろんインターンで一生懸命成果を残す努力なしではこういった就職パイプはないので、自分の成長+インターン先で結果を出す努力を必ずしましょう。
外資系企業に挑戦できる
日本人留学生がインターンとして需要があるのは、海外現地の人を相手にした日系企業と日本人を相手にする外資系企業です。
日系企業のほうが日本人留学生のインターン先に多いですが、日本語が武器になる外資系企業のインターンも現地には意外とあります。
どちらがいいということではないですが、外資系企業でインターンしたい人は日本語がネイティブレベルだからこそ重宝される会社か、英語力を磨いてグローバル展開している企業を狙うのが一番です。
インターンは自分のできる以上のことに挑戦していく心意気で取ってきましょう。
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留学中にインターンをするデメリット2つ
無給のインターンがけっこう多い
インターンは仕事経験を積むためにあるので、無給インターンの募集は思うよりたくさん出てきます。
留学生ビザによっては有給インターンができないプログラムもあります。
留学生は特に金銭的に余裕がない人が多いので、無給インターンならアルバイトしたほうが断然いい選択肢と思うでしょう。
どうしてもアルバイトしないと余裕がない場合は、できればカフェとかではなく、のちのキャリアに活きるような仕事を探しましょう。
他のこととの両立が必須
留学中にインターンをするときは、留学の目的である大学の勉強や課外活動とも両立させる必要があります。
人間は誰しも1日24時間しか与えられていません。
複数のことを同時にすることで成長できることも確かですが、スケジュールがパンパンで他に大切ことを両立するできなければ本末転倒です。
今専念していることでアップアップなら、勤務時間が少ないインターンから探して両立できるようにしましょう。
留学中でインターンをするときの注意点
留学ビザでインターン条件をあらかじめ知る
海外留学といっても国や個人の状況によって留学生ビザでできるインターンの条件が変わってきます。
海外留学中にインターンをしておきたい人は、留学先ではどんなインターンプログラムや就労ビザがあるかあらかじめ調べておきましょう。
長期でインターンをしたい人は機会を逃さないため、留学生としてどんなインターンオプションがあるのか早めに確認しておくのがポイントです。
現地就職を約束することはできない
長期インターンの中にはビザサポート有りの募集があります。
ビザサポートで就労ビザを取得できるに越したことはありませんが、就労ビザ取得が困難になっている国があるのも事実です。
わたしの場合、留学生用就労ビザを使ってビザサポートありの会社でインターンをしましたが、トランプ政権による就労ビザの縮小で会社側がビザサポートできないことがありました。
アメリカはビザサポートがむずかしいのに、募集ではビザサポート有りで募集を出している企業もあります。
ビザサポート有りの会社でインターンをしたいのなら、面接時にビザサポートを本当にしているか、そしてビザサポートの現状もしっかり聞いてみてください。
これだけでなく、ビザサポートをしてもらえても就労ビザが抽選で必ず当たるとはいえないので、現地就職は運次第のむずかしいチャレンジであることは忘れないでください。
現地での就活や仕事探しは時間がかかる
海外の多くは日本のように就活シーズンのようなものはなく、個人のタイミングで仕事やインターン探しをしはじめます。
仕事を探すとなると、アメリカでは通常6ヶ月ほどかかるともいわれています。
インターン探しでそこまでかからなくても、日本の就活のように計画的にインターンの目処をつけておくことはとても重要です。
まとめ
いかがでしたか?
留学中に自己成長のためにできることは課外活動などたくさんありますが、仕事経験がほしい人にはインターンが一番オススメです。
また、アルバイトとインターンで迷っている時は長い目で見てどちらが自分の本当にしたいことにつながるか考えてみてください。
留学中にするインターンはメリットも大きいので、ぜひインターンにチャレンジして留学後に活きる活動をしてみてくださいね!