こんにちは、ニュージャージー州在住のちえみ(@chiemi_in_nyc)です。
留学1ヶ月前で留学への楽しみと現地での生活や英語力に不安を感じていませんか?
渡航準備もラストスパートを切って焦ると同時に、留学前に勉強しておきたいこと、準備しておきたいことでいっぱいかと思います。
ですが、留学前の1ヶ月は本当にあっという間に過ぎてしまいます。
そこで今回は、アメリカで正規留学をした私が留学1ヶ月前と留学生活を振りかえってわかった、留学1ヶ月前にしておくべき英語学習と留学準備についてご紹介します。
この記事はこんな人向け
- 留学まで残り1ヶ月しかない人
- 留学直前にすべき英語学習を知りたい人
- 留学前に何をしたら留学生活に役立つか知りたい人
留学1ヶ月前にすべき勉強
留学まであと1ヶ月しかなくて焦っている人が注意しておくべき点はたったの一つだけです。
それは、たくさんのことに手を出さないということ。
1ヶ月でできることは限られています。
自分にあった勉強を見つけて、それを1ヶ月継続するのが留学直前の時期にはいちばん効率的です。
では具体的にどう英語を勉強していけばいいのかを英語のレベルごとにご紹介します。
英語初級者
英語初級者の場合は単語と文法基礎を重視した勉強法が一番オススメです。
単語はリスニング、スピーキング、リーディング、ライティング全英語スキルの土台です。
知らない単語を使って自分の言いたいことを言ったり相手の英語を聞き取ることは不可能ですよね。
そして単語は残り1ヶ月のラストスパート期間でもいちばん効率的に伸ばせるところでもあります。
勉強方法としては、1日に決めた範囲を朝と晩で2回ずつ巡回し、それを1ヶ月間毎日続けるのがベストです。
単語は一つ一つじっくり覚えるのではなく、その範囲を何回も戻ってきて覚えるのが脳にいちばん定着しやすいです。
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの資格系の単語帳を持っている場合は新しい教材は買う必要はありません。
文法基礎のほうは、中学と高校で勉強した範囲を一通り勉強しましょう。
文法本も高校の英語文法本さえあればOKです。
一番大事なのは基礎をできるだけ固めて、英語の基本ルールを覚えることです。
簡単でいいので自分や周りの行動、状況をそれぞれの文法に当てはめて一文作ってみると、より身につきやすくなります。
英語中級者
英語中級者の場合は伸ばしたい英語の種類を決めてから勉強しましょう。
留学でよく使われる英語には2タイプあります。
- 日常会話
- アカデミック英語
留学現地で生活しているとよく使う日常英語を伸ばしたいなら、生の日常英会話に触れられる海外ドラマや洋画を使って勉強するのがオススメです。
個人的には洋画は長すぎるのと海外ドラマのほうが身近に使われるフレーズが頻繁にでてくるので、海外ドラマの方がオススメです。
ただ、海外ドラマや洋画を聞き流しているだけだとスピードラーニングと同じで英語力アップにはつながらないので、効率的な勉強方法を知ってからチャレンジしましょう。
海外ドラマで英語学習したい人、英語の勉強に優秀な海外ドラマが知りたい方は下の記事をどうぞ。
大学の授業や課題で使われるアカデミック英語を磨きたい人は、TOEFLやIELTSの教材を使って勉強するのがいちばんオススメです。
アカデミック英語を磨きたい人は正規留学生や交換留学生が多いですが、留学生はアカデミック英語用資格のTOEFLとIELTSは経験済みかと思います。
スコアアップを目指すように勉強すればアカデミック英語力は強化できます。
今のうちに英語の授業を受けてみたいという人はこれから紹介するCrush CourseとKhan Academyがオススメです。
Crush Course
教育系YouTubeチャンネルであるCrush Courseには一般教養だけでなくITなど幅広い分野の動画が公開されています。
英語ネイティブの講師が授業をしているので、授業中のリスニング強化にもなります。
Khan Academy
Khan Academyは無料でカレッジレベルのコースを動画で見れるサイトです。
Khan Academyは数学をはじめとする理系の学習コースを中心に用意されていて、英語で数学式やコンピューター系の専門用語を理解しておきたい人には特にオススメです。
英語上級者
英語上級者はインプットとアウトプットのレベルを少しでも上げてみましょう。
例えば、
- 気になる分野や小説の洋書を読む
- Audibleで洋書の音声を聞き取り理解する
- 英字新聞やアプリで使って英語でニュースを取り入れる
- オンライン英会話を使ってアウトプット量を増やす
このような勉強法をすでに取り入れている人はそこに少し負荷をかけて最後の1ヶ月でラストスパートをかけてみましょう。
英語以外に役立つ留学1ヶ月前準備
留学1ヶ月前の期間を英語力の向上に費やすのも留学生活に役立ちますが、そのほかにもやっておいて損はない勉強があります。
英語以外の勉強をする
留学前の勉強といっても英語以外で将来の自分に役立つこと、興味があって勉強したいことを勉強するのも留学やその後に活きてきます。
留学までたった1ヶ月しかないので資格取得にはあまり向きませんが、自己成長や教養を身につける勉強には最適な期間でもあります。
たとえば、タイムマネジメントが苦手な人は時間の考え方について学んでみたり、自己管理に悩んでいる人は根本から管理の仕方を見直す勉強をしてみたり。
勉強といっても授業にないようなことでも自分にとって必要なものならなんでもOKです。
自分の場合はタイムマネジメントや意志力に関する本を読んでいました。
どうしても迷ったら、とりあえず自分の成長につながる本は買ってでも読んでおくのが吉です。
1ヶ月あれば読書するのに十分時間がありますし、大切な考え方を取り入れてから留学をスタートさせることもできます。
料理を練習する
海外では日本食レストランだけでなく日本の食材が高いです。
国によっては外食自体が高かったりするので、料理のレパートリーを増やして自炊すると節約になります。
実際に試した長期留学中の食費節約方法も気になる方は下の記事をどうぞ
日本食が恋しくなっても材料さえあれば作れるとお腹的、精神的、金銭的に助かったりします。
また、現地で友達や恋人ができたときに振る舞える料理があると、日本の家庭料理を食べた時のリアクションを見れて楽しかったりします。
私は料理の基本もなっておらず、レパートリーも片手に入るくらいしかなかったので、あまり美味しくない自分の料理を食べていて常に物足りなかったです。
留学国の料理ばかり食べてると体が重くなった感覚がしたので(ただ太っただけかもしれませんが笑)日本食を作れるのは本当に大切だと思います。
料理が苦手な人は今のうちに簡単なものでいいので1品でも多く作れるようにしておきましょう。
留学国のタブーを勉強しておく
留学1ヶ月前は留学準備ラストスパート期間ですが、この時点で留学先の常識、一般的な法律、タブーを調べておくことも大事です。
たとえば私の留学国、アメリカだと外でお酒を隠さず持ち歩くことは法律違反です。
有名なタブーだと、胸ポケットに手を入れてはいけない。(銃を持っていると思われるから)
日本では当たり前なことも、国境を越えれば非常識や法律違反に変わります。
留学先でした方がいいことはあげてもきりがないので、逆にしてはいけないタブーのほうに目を向けて現地で困るのを未然に防いでおきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
留学まで残り1ヶ月で焦っている人もいるかと思いますが、どんな短期間でも着実に勉強していくのが1番です。
ぜひ紹介した勉強法を自分に合わせて毎日やってみてくださいね!