アメリカ留学生が使える就労ビザ(OPT)の基本情報と申請方法

こんにちは、OPTビザを使ってニュージャージー州で働いているちえみ(@chiemi_in_nyc)です。

アメリカ留学中の皆さん、せっかくアメリカに留学しているのだからやっぱりアメリカで働きたい!と思いませんか?

現地就職が厳しいアメリカですが、留学生だからこそアメリカで働くチャンスがあるんです!

そのチャンスこそ、OPT(Optional Practical Training)という期間限定のインターンプログラム。

今回はOPTの申請方法や、OPT期間中の注意点をご紹介します!

OPT(Optional Practical Training)とは?

OPT (Optional Practical Training)、アメリカの留学生が最大12ヶ月間アメリカで合法的に働けるインターンプログラムのことです。

OPTには2つタイプあります。

Pre-completion OPT(卒業前OPT)

Pre-completion OPT(卒業前OPT)とは、アメリカの大学やコミュニティーカレッジ留学中に使えるインターンプログラムです。

  • 学期中はパートタイム(週20時間以下)
  • 長期休暇中はフルタイムかパートタイムのどちらか

で働けます。 

申請条件は1年以上アメリカの大学やコミュニティーカレッジでフルタイムで勉強していることです。

ただ、国から許可されている就業期間が

卒業前OPT+卒業後OPT=最大12ヶ月(STEM該当者は除く)

ですので、卒業後にフルタイムインターンを予定していて、在学中にもインターンをしたい場合はCPT (Curricular Practical Training)という別のインターンプログラムを断然オススメします。

Post-completion OPT(卒業後OPT)

Post-completion OPT(卒業後OPT)とは、学位過程が終了してから最大12ヶ月間アメリカでフルタイムで働けるインターンプログラムです。 

申請条件は、アメリカのキャンパスで1年以上勉強していて、卒業予定であること 

このタイプのOPT自体は卒業後から始まりますが、申請準備自体は卒業の何ヶ月も前からしていないといけません。

申請できる期間は、早くて卒業予定日から90日前、遅くとも卒業後60日以内の期間内で、申請時に希望するOPT開始日は卒業日から60日以内に設定しなければいけません。(必ずしもその開始日から絶対に仕事をスタートさせなきゃいけないわけではありませんが。)

承認までの期間は最低2、3ヶ月かそれ以上かかります。(私の申請時では3ヶ月かかりましたが、時期によっては2ヶ月で承認が下りることもあるみたいです)

申請時に仕事先が決まっていなければいけないということはないですが、仕事開始日が決まっていている場合はその日から逆算して申請を提出できるようにしておきましょう。

申請に不備があれば郵便が戻ってきてしますので、余裕を持って申請しましょう。

卒業後OPTの申請方法

ここからは、私のOPT申請体験をもとに、大まかなOPT申請の手順を紹介します。

これ以下はあくまで私自身の経験談となるので、申請書類については必ずインターナショナルアドバイザーの説明を受けてください

STEP1

OPTは大学を一度通して申請するので、留学生を担当しているインターナショナルアドバイザーなどに卒業後OPTについて相談しに行きます。

OPT申請のセミナーがある場合はそちらに参加してください。

STEP2

OPTに関する免責事項に署名し、OPT申請希望フォームと共に署名書を提出します。

OPT申請時にOPT開始日を記入しますが、開始日は卒業日から60日以内の日を指定して書きます。(アメリカで仕事を探すのは思っているより難しいです。インターン先の目処が立っていない場合はOPT開始日まで余裕を持たせた方がOPT期間をフルに使うという面では有利です。)

逆にOPTのインターン先が決まっている場合は、EADカード(申請最後に届くカード、のちに記述)が届かないがためにインターン先に開始日をずらしてもらったり、最悪の場合、インターンの取り消しがされてしまうこともあるので、インターン開始日から必ず逆算して申請日とOPT開始日を設定しましょう!

この開始日の設定は申請者にとっては一番の悩みどころだと思います。

(わたし個人のOPTインターン体験談はアメリカで仕事経験!アメリカ留学後に現地でした1年間の長期インターンシップ体験談をご覧ください)

STEP3

ここからが本格的な申請書類プロセスになります。

下記の全ての書類とコピーを取ってインターナショナルアドバイザーに提出します。

  1. I-765 form
  2. G-1145
  3. I-94
  4. パスポートの顔写真ページのコピー
  5. visaのコピー
  6. 今まで発行された全てのI-20
  7. 6ヶ月以内に撮ったパスポート写真(passport-type regulation photo)2つ 自分の場合は、ウォルマートで撮りました。全パスポート写真の裏に名前とI-94の番号を鉛筆で書きます。
  8. 申請前にアメリカで合法に働いていた場合は、当時のEADカードか雇用履歴のコピー
  9. チェックマニーオーダーキャッシャーズチェックで申請費を払います。(私が申請した際の申請費は$410

※クレジットカードで払う場合は、別に書類を記入する必要があります。

上記の書類をすべてインターナショナルアドバイザーに提出し、その時に新しいI-20をもらいます。

その後、新しいI-20のコピーを含めた申請書類を持って郵便局へ行き、USCISの住所宛に送ります。

STEP4

あとはひたすら2、3ヶ月待つのみです!

申請書類を郵送してから数日後に、Receipt Noticeという申請受理の通知レターがUSCISから届きます。

USCISの申請ステータス閲覧ページでも申請が受理されたか見れますが、承認までどのくらいかかるかや、現在の審査状況などは残念ながらチェックできません😭(何のためのページじゃい!)

その後、申請が承認されるとまず、Notice of Actionと書かれた通知がUSCISから届きます。

書面のNotice Typeの欄に、申請が承認されたかやOPT期間が記載されてますので、まずその部分をチェックしてください。

申請がApproveだ!OPT期間ももうスタートしてるからこれで晴れて働ける!と思うところですが、実はまだインターンは開始できません。

OPTで働くにはEAD(Employment Authorization Document)カードが絶対に必要です。

EADカードは就業許可を表すカードで、先ほどのNotice of Actionの後に発行されます。

私は承認通知が来てから大体1週間ほどでEADカードが届きました。

OPT期間は承認通知が来た時にはもう始まっていたので、EADカードはまだかまだかと毎日郵便箱をチェックし続けた1週間でした笑。

OPT申請後にすべきこと

やっと長い承認期間を経てEADカードが到着!

EADカードをもらったからあとは好きに働くだけ〜と思っていませんか?

実はめんどくさいことに、EADカードをもらった後もやらなければいけないことがあります

そんなに難しいことはしないので、安心してください。

 

OPT期間中の勤務先や住所の変更は全てインターナショナルアドバイザーに報告をしなければなりません。

OPT勤務先が決まり次第、インターナショナルアドバイザーに連絡をとって専用の書面などで報告してください。

OPTに関する注意点

OPT申請中の注意点

  • OPT申請中はアメリカ国外に極力出ないでください。
  • 新しいI-20をもらう際は、必ずインターナショナルアドバイザーから国外への渡航を許可するサインをもらってください。

OPT期間中の注意点

  • OPT期間中の勤務先や自分の名前・住所などに変更がある場合は、変更毎にインターナショナルアドバイザーに報告する義務があります。
  • OPTの開始日から終了日までに90日以上無職の場合はOPTが失効します
  • OPT終了日から60日間はグランスピリオドといって、アメリカに帰国準備期間として滞在できます。その期間内にアメリカから帰国しなければなりません。

OPTと日本の就活の注意点

  • 企業によってはOPTインターン生を新卒扱いしないことがあります。OPTをしようか考えている場合は、自分のキャリア設計を考えて、OPTが有利かどうかをまず考えてみましょう。
  • 逆に、OPTで働く企業が日本を含めてグローバルに展開している場合は、OPT期間中の働きによってはH1Bビザが取れなくても日本の本店、または支店に配属させてもらい、数年後に違うビザでアメリカ勤務できる道をオファーしてもらえることもあります。どちらにせよ、OPTが自分のキャリアにとって必要か考えることが大事です。

まとめ

いかがでしたか?

OPTはアメリカ留学生だけの貴重な特権です!

自分のキャリアにプラスになるならぜひ利用したいプログラムですよね。

申請は学業と並行してしなければならないので大変かと思いますが、こればかりはアメリカのお役所仕事なので、早め早めで計画的に申請の準備をしていってくださいね!

最新情報をチェックしよう!