勉強効率最強なTOEIC勉強ノートの作り方と復習方法2つ

TOEICの勉強しているときにノートを取ったほうがいいか迷うことがあります。TOEIC勉強用にノートを作ったほうが効率よく勉強できますか?

こんな疑問に答えます。

TOEICの勉強ノートを作る意味
TOEICの勉強ノートの作り方
勉強ノートより大切な復習方法

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、

日本育ち&英才教育なし海外大学入学のため英語を猛勉強した過去あり
TOEIC940点とIELTS7.5取得
英語を学ぶ中で挫折も経験

 

TOEICの勉強をしていくうちに、ノートを使って勉強内容を書き込んだ方がいいか迷うことありますよね。

実は、TOEICは勉強ノートの役割や正しい取り方を理解すれば効率的に勉強することができます。

なぜなら、正しいやり方で勉強ノートを取れば、TOEICのスコアアップのカギとなる復習を日常的に効率よくできるようになるからです。

この記事では、TOEICを効率よく勉強したい人向けに勉強ノートの作成方法と注意ポイントをご紹介します。

この記事を読み終えると、自分にはどのTOEIC勉強ノートが必要で、どんなノートの取り方で勉強するとスコアアップにつながるかわかりますよ。

TOEICの勉強ノートを作るべきかは学習スタイルによる

まずはじめに、TOEICの勉強にノートを使うべきかという疑問にお答えします。

結論、勉強ノートを作るべきかそうでないかはその人の学習スタイルによるので、絶対にノートを作るべきということではありません。

ただ、ノートを正しい方法で取ると、

  1. 頭の中で覚えるより物事を整理して理解できる
  2. 復習することでノートの内容を長期的に記憶できる

この2つのメリットを得られます。

なので、解説を読むだけではよくわからない、覚えることがありすぎて頭がパンクしそう、という人はノートを取ったほうがいいです。

勉強ノートを作る前に参考書を汚せ!【ノートを取る本質】

TOEICの勉強ノートを作るきっかけは人それぞれですが、もし参考書を1ミリも汚したくないからノートを作りたい、という人はちょっと待ってください。

参考書を汚したくないのはこんな理由ではないですか?

  • TOEICの勉強が終わったら参考書を売りたい
  • 参考書を汚すのに抵抗がある

参考書を売りたい・丁寧に使いたい気持ちはわかりますが、参考書を汚さず勉強することは勉強効率的にはとても悪いです。

自分が理解できない部分を解読したときにメモを残したり、大切なポイントをマークできなければ、頭に残る印象も少ないため、覚えてもすぐ忘れてしまいます。

実践問題集や模試は解きなおしのため何もメモを入れないほうがいいですが、文法本や問題集の解説パートは思いっきり汚して唯一無二の参考書にしましょう。

【4カテゴリー別】TOEICがはかどる勉強ノートの効率的な作り方

TOEICを効率よく対策できる勉強ノートの作り方は、以下の4つのカテゴリーに分けてご紹介します。

  1. リスニング
  2. 英単語
  3. TOEIC戦略
  4. 問題のミス分析&文法

リスニングの勉強ノート

リスニングの勉強ノートは、ディクテーションといわれるリスニング勉強法でトレーニングするときに使いましょう。

ディクテーションのやり方はとても簡単です。

まずはノートとペンを用意し、ディクテーションするリスニング音声(TOEICのリスニング音声など)を1文くらいずつ流します。リスニング音声を聞きながら、聞き取れた英単語や英文をノートに書き出します。

1回で聞き取れなければ何回かリピート再生して、もう聞き取れないというところまでやりましょう。

ディクテーション作業が完了したらスクリプトを見て、聞き落としている部分や間違えた部分があれば上から色ペンで修正します。

修正作業も完了したら、今度は間違えた部分の音声を重点的に流して、色ペン部分が正しく聞こえるように集中的に音を聞き取りましょう。

これでディクテーションは完了です。

以下の画像がわたしが実際TOEICのリスニング音声でディクテーションしたものです。

ディクテーションは細かい単語まで聞き取るトレーニングになるのでリスニング力もバッチリ上がるのですが、ノートなしにはできません。

スクリプトのわからなかった単語や文法があれば、ディクテーションやったついでにノートの上に単語や文法の意味などもメモできます。

リスニングのディクテーション+リスニングのスクリプトから学んだ英語をセットで書き込みできればただディクテーションするだけより時間効率も勉強効率もいいのでオススメです。

英単語の勉強ノート

英単語は基本的にはTOEIC単語帳で補うのが早いですが、問題によっては単語帳でカバーしていない単語や覚え切れてない単語もポツポツ出てきます。

そういったときに使うのが英単語ノートです。

英単語ノートの取り方は、下の順に行えばOKです。

  1. 英単語の意味を調べる
  2. 英単語の発音を聞く
  3. 英単語をノートに追加する

発音までチェックする作業をしておかないと、リーディングでは単語の意味はわかるのにリスニングでは聞き取れもしないということになってしまうので、リスニングも強化したい人は発音にも意識してください。

英単語をノートに追加するときは、以下の4つの項目を必ず調べて書いてください。

  1. 単語の意味
  2. 単語の発音記号
  3. 単語のイントネーション
  4. 単語の品詞

わかりやすく英単語ノートを作るときは画像にある項目を意識してみてください。

前置詞とセットで使われるフレーズやイディオムがあれば、それも書き込んでセットで覚えましょう。

わたしのオリジナル単語帳はこんな感じです。

※まだ英語力がない人はノートに追加する項目をスキップせずすべて書き出してください。

ノートは持ち歩くことも考えて小さめがオススメです。

ちなみにわたしは下のA5のノート2種類を使っています。

個人的にはリング式のノートが好きなので、このノートたちを愛用してます。リング式ノートがいい方にはオススメです。

英単語ノートはあくまでもTOEIC単語帳+αくらいの立ち位置なので、英単語ノートに書くことがありすぎる人はまずは中学・高校レベルの単語帳で基礎的な単語を補い、その後にTOEIC単語帳を何回も読み切って単語力を上げてください。

TOEIC戦略の勉強ノート

TOEICでスコアアップするには、英語力を根本から上げる+TOEICの問題形式を攻略することがとても大切です。

どのくらい大切かというと、英語力アップ5:TOEIC戦略5くらい対策が必要だと個人的には感じます。

特にハイスコアといわれる700〜900点を狙うのであればよりTOEICの解き方も戦略的に鍛えたほうがいいです。

そんなTOEIC戦略も以下のステップに沿ってノートを取ると効率よく戦略を身につけられます。

  1. TOEICの問題や模試を解く前に実践する戦略をノートにリスト化
  2. 実際に問題を解いて答え合わせ後にミスを減らすための戦略を練る
  3. 練った戦略をノートに追加する

これを実践問題や模試のたびにくりかえすだけでOKです。

実践前に使う戦略をなぜリスト化しとくといいかというと、目に見える形で戦略をメモすることで戦略にも意識を持っていくことができるだけでなく、うまく使えなかった戦略がどれだったか自分で理解しやすいからです。

また、間違えた問題を分析することで、自分なりに戦略を作り出すことができます。

戦略の作り方がわからない人は、次のミス分析&文法の勉強ノートで紹介するミス分析のフォーマットを使って戦略を作ってもらえればOKです。

ミス分析&文法の勉強ノート

ミスと文法の勉強ノートはその名の通り、実践問題や模試で間違えた問題やわからない文法をメモするノートです。

間違えた問題以下のフォーマットでミスした問題を分析してみてください。

問題のパート:問題タイプ:文法・単語・長文読解など

答えはどう導けばよかったか:

答えのヒントとなる場所や部分はどこか:

どんな戦略を使っていれば解けてたか: 

自分の知ってる戦略が通用しなかった問題の場合は以下の2つの分析項目も使いしてみてください。

この問題を作った人はどんな能力を試したかったのか:どんな戦略を使っていれば解けてたか: 

ここまで細かくミスした問題を分析すれば、次同じような問題が出たときにどう対処すべきかが見えてきます。

このときに思いついた問題の解き方や戦略はTOEIC戦略ノートにまとめておくのもオススメです。

まだTOEICの戦略や解き方のコツがよくわからないという人は、TOEICリーディング全問題を解くコツと戦略特化の勉強法3つからTOEICの戦略や解き方のコツをざっと頭に入れてから実践問題を解いてみてください。

勉強効率が決まる!TOEIC勉強ノートを作るときの注意点4つ

ここからはTOEICの勉強ノートを作るときに勉強効率や時間効率が下がらないよう、気をつけるべき注意ポイントをご紹介します。

注意ポイントは以下の4つです。

  1. ノートの見た目にこだわらない
  2. 1から10までノートに書こうとしない
  3. 自分の言葉や絵でメモする
  4. ノートを取るときはスピードを意識する

ではそれぞれ解説していきます。

ノートの見た目にこだわらない

せっかくノートを取るなら見た目をきれいに整えたい気持ちはとてもわかります。

特にノート取り始めとかはやはりこだわりたくなりますよね。

ですが、ノートの見た目はできるだけこだわらないで書き込みましょう。

大体の人が経験あると思うのですが、ノートをきれいに書こうした部分って全然頭に入っていないんですよね。

  • 自分の作ったノートを見せる機会はほぼゼロ
  • きれいに書くことで内容が記憶に残らない

と、時間効率が悪く、ノートを取る意味もなくなってしまうのでいいことなしです。

どうしてもこだわってしまう人は、以下の3つを頭に入れてノートテイキングしてください。

  1. ボールペンと色ペン1つだけしか使わない
  2. ノートをメモのように扱う
  3. 走り書きしても全然OK

ノートはあくまで勉強をアシストしてくれるツールですので、ノートを取ることを目的にしないでくださいね。

1から10までノートに書こうとしない

ノートは自分があとからふり返って復習できればいいので、すべてを書き写そうとしないようにしてください。

たとえば、

  • ミスした実践問題の問題文や長文をすべて書き写す
  • 間違えた問題の解説を書き写す

こういったノートの取り方はめちゃくちゃ非効率ですし、書き写しに疲れてしまいます。

なので、ノートに書くのはコアな部分だけ抽出して書き、実践問題のページや問題の番号をメモったり、問題本に付箋をつけておくようにしましょう。

自分の言葉や絵でメモする

ノートに何かをメモるときは必ず自分のことばや絵を使ってメモしましょう。

自分のことばを使うということはアウトプットなので脳への定着がいいですが、書き写すだけでは書き写す作業をしただけになってしまうので、記憶に残りません。

ことばで言い表せないときや文字だと必要以上に時間がかかるときは簡単に絵を書いてもOKです。

特に単語や複雑な文法は絵でメモしたほうがわかりやすいのでオススメです。

ノートを取るときはスピードを意識する

ノートを取る時間は最低限にして、常にスピードを意識してください。

というのも、ノートはあくまでメモするためのツールですし、ノートに割く時間を増やしても勉強した内容がより記憶に残りやすくなるわけではないからです。

ノートは後から読んでも内容がわかればいいので、字の汚さなど気にせずにさらっと書くくらいにしておきましょう。

定着率劇上がり!TOEIC勉強ノートと合わせて行う復習方法2つ

ここまでで勉強ノートの作り方を紹介しましたが、勉強ノートの作り方より断然大切な復習のしかたもご紹介します。

勉強ノートを復習しなければ取る意味がほぼないので、これから紹介する以下の復習方法2つを活用してさらに勉強効率を上げてみてください。

  1. アクティブリコール
  2. 定期的な復習

アクティブリコール

アクティブリコールとは、ノートを見ずに勉強内容を頭の中で思い出す復習です。

この復習方法を使うと、ノートをただチェックする消極的な復習方法に比べて勉強内容な長期的に記憶されやすくなります。

勉強の合間やちょっとしたスキマ時間に何を勉強したか思い出すだけでも記憶への残りやすさが違います。

わたしはトイレ休憩(笑)やぼーっとしてるときにアクティブリコールをしますが、何回かアクティブリコールしていることは意識して復習しなくても頭に浮かんでくることもあるくらいなので、ぜひ数分のスキマ時間を使って実践してみてください。

アクティブリコール後にさらっとノートをチェックすれば、思い出せなかった部分も覚えられるので一石二鳥ですよ。

定期的な復習

王道な復習方法である定期的な復習も、記憶の定着に相当役立ちます。

なぜ定期的に復習することで脳の定着がよくなるかというと、エビングハウスの忘却曲線にあります。

初めて勉強して覚えたことの50%は覚えてから1時間後に忘れてしまい、70%は1日のうちに頭の中から消えてしまいます。

人間の脳は、まず初めに覚えたことを短期記憶に保存し、同じことを何回か復習してやっと覚えたことが長期記憶に保存されます。

この曲線の表にあるように、勉強したことは日数を開けて復習すること(いわゆるSpaced repetition)が効率的なTOEIC対策のカギとなります。

復習をするときは以下のタイムスケジュールで復習してください。

理想の復習タイムスケジュール
テストまで残りの期間 復習の間隔
1週間 1〜2日ごと
1ヶ月 1週間ごと
3ヶ月 2週間ごと
半年 3週間
1年 1ヶ月

復習はすればするほど、勉強内容の記憶強化だけでなく、覚えたことを忘れづらくなります。

今回はノートを使った復習方法のみご紹介しましたが、もっと効率よく勉強したい人は脳に合わせた効率のよい勉強法9つ!生涯学習時代に勉強を味方にしようでTOEIC以外の勉強にも活用できる効率的に勉強するための方法をチェックしてみてください。

TOEIC勉強ノートだけに”こだわる”勉強法は非効率!

TOEICの勉強ノートはこだわって取るととても非効率です。

どういうことかというと、ノートを取ること自体、勉強定着率が低いのです。

下の図にあるラーニングピラミッドが勉強定着率を表しているのですが、ノートテイキングは講義と読書カテゴリーに当たります。

どちらも定着度は5〜10%と低めですね。

決して勉強ノートを取ることが非効率といっているわけではありません。

わたし自身も勉強ノートを使ってTOEIC対策していたので、ノートを取らないほうが効率的に勉強できるとは全く思ってません。

ただ、ノートを取ることに”こだわる”と定着度から考えても効率は悪くなります。

ラーニングピラミッドの中で自発的な行動が必要となるディスカッションをする、実践練習をする、他人に教えるを勉強ノートと一緒に取り入れられれば相当効率的に勉強内容が頭に入りますよ。

まとめ

いかがでしたか?

TOEICの勉強ノートをつけて正しい復習方法で復習すると、勉強内容の定着がよくなり、効率的に勉強できます。

勉強ノートの役割をおさらいしておきましょう。

  • 復習を合わせて行うと勉強効率が上がる
  • ことばだけでなく絵などビジュアルを使って覚えられる
  • 考えるだけではわからない部分を整理できる

勉強ノートは以下の4つのカテゴリーで作るとより効果的に勉強内容を整理できます。

  1. リスニング
  2. 英単語
  3. TOEIC戦略
  4. ミス分析&文法

勉強ノートを作るときは勉強効率を上げるために以下の4つの注意ポイントを意識してノートテイキングしましょう。

  1. ノートの見た目にこだわらない
  2. 1から10までノートに書こうとしない
  3. 自分の言葉や絵でメモする
  4. ノートを取るときはスピードを意識する

勉強内容をノートにまとめるだけでなく、ノートを使った以下の4つの復習&勉強法でTOEIC対策すればより脳への定着がよくなりスコアアップにつながりますよ。

  1. アクティブリコール
  2. 定期的な復習
  3. 実践練習をする
  4. 他人に教える

TOEICは勉強ノートを取ることでより早く英語力やスコアを上げられるので、この記事でご紹介したノートの作り方を参考にみなさんのオリジナルTOEIC勉強ノートを作ってみてください。

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