こんにちは、ニュージャージー在住のちえみ(@chiemi_in_nyc)です。
留学で海外生活をすると太るんじゃないか、と心配したことはありますか?
留学から帰ってきたら家族や友達に太ったね、といわれてしまうのは留学体験談でけっこう聞きますよね。
わたしも留学中に顔パンパンじゃん!といわれるまで自分が太ったこと自体認識できていませんでした。
気づかずにぶくぶく太ってしまうなんて嫌ですよね。
そんなわけで今回は留学生活で太ってしまう原因と予防方法をご紹介します。
この記事はこんな方向け
留学中に太る理由
まず、なぜ留学すると太ってしまう人がいるのか。
それは留学先の国や留学生活そのものが留学生にとって太りやすい環境だからです。
では具体的に何が太る原因になるのかご紹介します。
食文化と食べ物自体がちがう
まず、日本と海外の食文化が全く違います。
アメリカではスパゲッティーやパスタベースの食事だったり、ハンバーガーやピザが大人気です。
ですが、日本人からすると食べ応えがなかったり、味の深みがなくてとても物足りないです。
こういった料理は炭水化物のオンパレードでもあります。
料理をせず、こういった炭水化物三昧で過ごせば間違いなく体型が変わってしまいますよね。
それだけでなく、日本だとカロリーを気にした人向けの食べ物が出回っていますが、アメリカでは基本カロリーや糖質お構いなしです。
ケーキなどのデザートも市販レベルだと砂糖をふんだんに使ったものが多く、摂取するカロリーが必然的に多くなります。
アメリカの場合、健康食品である魚は日本ほど浸透していませんし、日本食も高いので自炊しない限りそう頻繁に食べれません。
体型に対する考え方のちがい
日本に比べてアメリカなどの海外では、プラスサイズモデルが活躍していたりしていて、どんな体型も美しいという感覚が進んでいます。
そのため、体型で判断したり体型についていうのはとても失礼にあたります。
そんな文化で生活していくと、体型という指標で自分を計らなくなり、体型の変化に気づきにくくなります。
留学していると、良い意味でも悪い意味でも体型についての考え方が変わりやすいのです。
学業が忙しい
特に海外大学に在籍している大学生は授業と課題に追われ、とても忙しい生活をしています。
忙しくて料理が面倒になるとついインスタント食品や簡単な食事に頼ってしまいがちですよね。
テスト期間などのとても忙しい時期に突入すると食べるものに気を使う余裕がなくなり、インスタント食品や夜食の回数も増えます。
こういった悪い食習慣が日常的になると、当たり前ですが、太りやすくなります。
ストレス発散で食べてしまう
学業が忙しいに関連して、
- 海外生活が思い通りにいかない
- 勉強が忙しい
- 孤独を感じる
- 自己嫌悪になる
など留学につきもののストレスを強烈に感じる場面がでてきます。
そんなときにもやもやして必要以上にご飯やスナックを食べてしまうんですね。
爆食以外のストレス発散方法を見つけなければ、この食習慣は改善されません。
こういった理由で太ってしまう留学生もまた多いです。
フリーフードの存在
アメリカではセミナーやミーティングが開かれると、必ずといっていいほど無料の食べ物が用意されます。
- サンドイッチ(ラップ)
- ピザ
- ポテトチップス
- バッファローチキン(辛い鶏肉)
- サラダ
- 炭酸飲料
などなど
店からデリバリー注文してくる食べ物ばかりなので、味はけっこう美味しいです。
留学生はできるだけ節約したいので、こういったフリーフードでご飯を済ませる人も多いです。
しかも無料の食事がその場に置いてあれば、必要以上に食べてしまいがち。
そんなわけでフリーフード太りも留学中に起きやすいです。
留学中に太らない予防法
では留学生活で太るトラップに引っかからないためにはどんなことができるのか気になりますね。
留学中に太ってしまった反省を活かして、留学生活中に習慣化したら効果的な予防法をいくつかご紹介します。
日常的に運動する
ダイエットの定番である運動を日常的にしましょう。
日本では家の中で筋トレ、家の周りをジョギングがけっこう定番ですが、海外だとジムのほうが運動する場所として浸透しています。
海外大学に在籍していると、学内のジムを無料で使える学生の特権がついてきます。
普通だったらジムのメンバーシップを払うところを無料で使えるなら、ジムに通うに越したことはありませんね!
運動するのとしないのではやっぱり差がつくので体型が気になり出す前から通ってみましょう。
健康的で規則正しい生活を送る
留学では時間に追われるようにやるべきことをこなし、やりたいことのために時間を作るという忙しい生活を送ります。
締め切りが近い課題に追われてパソコンに向かっていると、つい夜食を食べたくなってしまいます。
夜食だけでなく、食事を取る時間帯を決めておかないと、小腹が空いた程度でも軽食ではなく食事を摂ってしまいます。
また、目の前のことに忙しくなると生活リズムが崩れていきます。
どんなに忙しくても体型には常に気を使っていたいのなら食べる時間帯、そして食べない時間帯を決めておきましょう。
食べ物を変える
体重増加を防げる簡単な方法は、食べ物自体を変えることです。
たとえば軽食のスナックでポテトチップスばかり食べていたのをヨーグルトとフルーツに変えてみたり、サラダを食べる日を1日でも多くするとそれだけで食習慣が変わります。
食べすぎてしまうのは自分が本当はどれだけお腹が空いているか、その食事がどんな味なのかという繊細な部分を無視して食べているからです。
ただお腹を満たす、口の物足りなさを補うために適当に食べていたら、気づかずに体重が増えてしまってもおかしくありません。
そして、ジャンクフードを食べ続けると生活習慣もメリハリがなくなるとも言われています。
まず口に入る食べ物を変えていきましょう。
体型への考え方を見直してみる
ここまで留学生が海外生活中に太りやすい理由と予防法をご紹介しましたが、海外の体型事情についてやダイエットがどう留学中の勉強に響くかも解説します。
体型に対するアメリカ文化
繰り返しになりますが、アメリカでは体型についていうことは失礼にあたります。
日本でよくある「久しぶり!ちょっとみない間に太った?」という友達とのストレートな会話もアメリカではいい印象を与えません。
なぜならアメリカでは日本に比べていろんな体型の人がいて、体型もその人のアイデンティティとなるからです。
また、日本では細くて華奢な体型が人気ですが、アメリカだとメリハリのある体型が人気です。
留学中に痩せたいと思ったら、現地で人気の体型を目指してみたり、筋肉を育てて曲線を意識した体型を目指してみるなど、体重を落とすことではなく自分がなりたい体型を目指してダイエットしてみるのがベストです。
ダイエットの注意点
体質にもよりますが、爆食を防げばそこまで体型が変化することはあまりないです。
自分の周りの日本人留学生で日頃から日本食や素朴な料理を自炊している人は、体型はほとんど変化していませんでした。
逆に生活リズムが規則正しくない人や私のようにフリーフードを頻繁に利用していた人は人に気づかれるレベルで太りました。
もし留学中に太ってしまったときに、個人的に1番オススメしないダイエット方法があります。
それは食事制限をするダイエットです。
体型を気にして食事制限ダイエットをする人がいますが、ここで留学生だからこそ注意しておいてほしい点があります。
人間は意志が強いからダイエットが続けられると思う人がいますが、食事制限ダイエットのような我慢をし続けることには意志力というものを使います。
意志力は無限ではありません。
粘って課題をやればその意志力は減りますし、食事制限で食べないよう我慢するのにも意志力を使います。
留学で勉学や課外活動でなにか結果を残したいことがある人は、自分を頑張らせてくれる意志力を削ってしまう食事制限ではなく、やる気をみなぎらせてくれる運動をしましょう。
意志力について気になった人は意志力を科学的に解説しているこういった本を見てみてください。
まとめ
いかがでしたか?
留学で激太りなんてしたらいやですよね。
人に指摘されるまで自分の体型の変化に気づかない人もけっこういるので、留学太りが不安な人は日々の食習慣を意識しておくといいでしょう。
留学しても自分の好きな体型を維持できるように継続的なメンテナンスをしていきましょうね!